思春期は青年前期といわれ「自立と依存の葛藤の時期」です。
「甘えたいけど甘えられない」
「好きなんだけど好きとはいえない」
がこの時期に現れる行動的特徴です。
彼らの内心には、対象のはっきりしない漠然とした不安があるようです。
「大人にはなりたくない」ような潜在的な不安感が内在しています。
将来を考えるより、現在形しか価値を置かない生き方、すなわりフリーター予備軍につながる怖れを抱えています。
小さなことで傷つき落ち込み、劣等感に陥ります。
「感情が不安定」で過敏な反応を示します。
自己の価値観ができあがっていないこともあり、感情が揺れ動くのです。