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あきパパのつぶやき

思秋期の反抗

思春期(青年期)は乳幼児期から学童期まで 様々な経験がかき回されて、さらにその上に自分を作る時期が思春期。

言い換えるとアイデンティティの形成というのが思春期です。

親や教師、近隣の人や教師などの価値観や規則、規範を問い直し、自分なりのものを作りあげていく時期です。
自我の形成期の過程でそれまでの価値観と合わずぶつかり合います。

それが反抗的に見えるため、反抗期と呼ばれる。

親や社会に反抗しているわけではありません。
自分自身に反抗しているのです。

好きなんだけれど嫌い。
頼りたいけれど頼りにしたくない。言いたいけれど言いたくない。
すごいなぁと内心は尊敬するけれど、なんだこんなものと軽蔑する言葉が出る。
本当は関心があるのに、「べっにぃ」と気がないふりをする。
主観的で自己中心的な物の考え方をする
他者からの修正が受けつけにくい。

このような表現は両価性(アンビバレント)といわれる感情です。

揺れ動く感情を支えるのは家庭、特に親子関係です。
良好な親子関係が思春期の子どもの心の支えとなります。

「思春期の反抗」が子どもを大人に変えていくのです。

時には子どものサンドバックになることも必要です。