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あきパパのつぶやき

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

理系になぜ女子が少ないか

理系の学びとはあるものについての知識を集めることから始める。 「あるもの」を「自己」の内に取り込むということである。自分を他者との関係性から引き剥がし、ただ興味の対象である「事象」との関係においてのみ存在するようになる。女子の場合、多くは他…

思春期の子どもたち

思春期は青年前期といわれ「自立と依存の葛藤の時期」です。 「甘えたいけど甘えられない」 「好きなんだけど好きとはいえない」 がこの時期に現れる行動的特徴です。彼らの内心には、対象のはっきりしない漠然とした不安があるようです。 「大人にはなりた…

思秋期の反抗

思春期(青年期)は乳幼児期から学童期まで 様々な経験がかき回されて、さらにその上に自分を作る時期が思春期。 言い換えるとアイデンティティの形成というのが思春期です。親や教師、近隣の人や教師などの価値観や規則、規範を問い直し、自分なりのものを…

内観療法

内観療法 僕がカウンセリングの時によく使う方法です。 内観とは「自己とは何か?を観察する」という意味です。 課題にそって自分の歴史を内観していくため、 クライエントさん自身の力が重視される。非行、不登校、うつ状態、心身症、アルコール依存などで…

アダルトチルドレン

「アダルト・チルドレン」を「子供のまま成長した大人」のようなものと誤解している人が多い。 アダルトチルドレンのは「アルコール依存症の親のもとで育ち、すでに成人した人々」(Adult Children of Alcoholics, ACA, ACoA)を指す言葉です。さまざまな変…

家庭というゲーム

家庭はゲームそのもの。 ゲームにはルールがある。 ルールの範囲内で行動する。 そのルールは「一般的、世間」という市場原理ではなく、信頼関係で成り立つ「和」である。家庭というゲームの参加者は家族。 信頼関係が成り立てばだれどもプレーヤーになれる…

家族とは

家族とは何か。 血縁ではありません。戸籍上の繋がりでもありません。家族は愛情によって結びついている集団。 そして家族には一体感を作り出す機能がある。 家族は各自がそれぞれ「自己」を見出し、互いが互いの存在根拠となるような「一体性」を感じるこ。…

「反抗期」は「自立期」

「反抗期」は「自立期」である。 「反抗期がなかった」若者が多いのにビックリする。「登校拒否とか拒食症とか家庭内暴力とか言われる若者は、素直でいい子で、反抗期がなかったという。反抗期がないというのは、自分がない、自分を見失っている状態で、自立…

ボランティアということ

ボランティアは無償奉仕、 だから責任もなければ、 自分の都合でやる、 いわれたことをだけをやるという考えではダメ。ボランティアは自分の意志で「自発的やりたい」と思う気持ちでおこなうもの。 無償奉仕でもお手伝いでもない。(無償でも)責任は負う、…

癒し

「癒し」を求める心は現実からの逃避を求める心。 「癒し」で心理状態が変わるとは限らない。癒しを求めてリハビリを行なっても体力が身は身につかない。癒しを求めるといことが自分をを変えようという取り組みからの逃避になっている場合がある。 癒しは気…

「恋せよ若もの!」(大人の恋にプラトニックはない)

恋には、どうしてもセックスがつきまとう。 プラトニックな関係は絵空事に過ぎない。 恋に性欲は、不可欠だ。 恋と性欲は、直接的に結びつく。 性欲には、男女の質の違いはあれど、その存在に男女差はない。 違いがあるとすれば 男は、恋した女と寝たい。 女…

記憶がない

お酒を飲み過ぎて記憶がないということはありませんか。 脳には脳関門というフィルターがあって、毒物が入ってこないようになっています。 アルコールや麻薬はここを通過します。 そのため、アルコールにより脳が麻痺して、酔います。 多量のアルコールを飲…

個性化と個別化

個性化と個別化 人間は一人ひとりが個性的な存在である。 子どもたちからは個別化(方法として)と個性化(精神の)を求める声が湧き上がるのは当然であり、それにどう応えるかということは難しい。これは教 育全般にいえることである。今の教育界に望むのは…

めあてのない欲求不満

いまの子どもたちはめあてのない欲求不満にいらだっている。 これは私たち大人に責任がある。 目標となるべき大人の背中が小さくなり、自分の将来の夢を描くことができないためだと思っている。 自分を肯定する生き方ができない。 どうせだめだから・・ やっ…

千石先生

友人の千石 正一先生が亡くなりました。 先生の若者に向けたメッセージです。 自然観察会ではこの言葉をいつも参加者に伝えていました。 特に子どもたちには優しく言葉をかえて。自分たちがどのような存在であるかが解っていないから「ヘビはどうして足がな…

ほうれんそう

「ほうれんそう」が嫌だ。 「ほうれんそう」といっても食べるものではない。 ほう 報告 れん 連絡 そう 相談 上司や先生、親に頻繁にすべて 「報告 連絡 相談」をということらしい。 そして「いい子だね、きちんとやっている」とでも言われたいのだろうか。 …

子供ができたら、簡単に生めば良いというものではありません。

子供ができたら、簡単に生めば良いというものではありません。 子供を育てることは、経済的に、肉体的に、大変なことです。 社会的、経済的な基盤ができていない状況では、子供も自分も、幸せな家庭を築くことは困難です。自分とパートナーのために、避妊が…

環境教育

環境教育は「環境問題教育」におちいりやすい面を持っている。 また一方的な価値観の押しつけに終わってしまう可能性が非常に強い。"自然を守る"ことを最優先にすると、人が生きることは悪となり,人類の破滅が環境問題を解決する特効薬だということになって…

恋の麻薬&愛のホルモン

P E A (フェニル エチル アミン) を僕は「恋の麻薬」といっている。 麻薬だから 恋を楽し、落ちた時の快感を 脳に記憶させ、恋を常習化させる。 一度、恋の味を知ってしますと、常に恋を求めてしまうのは麻薬の作用。 自分の意志では、なかなかやめられない…

空の巣症候群

親鳥は雛鳥が成長して、巣から飛び立ってしまったら、親は餌をとってくる必要はもうなくなります。 人間で言えば、子どもが成長して自立したら、お母さんは心にぽっかりと穴があいて、何をしていいかわからなくなってしまう、これを「空の巣」症候群と言うそう…

読み聞かせとカラオケ

最近の子どもは、胎教にはじまり、学校、塾、テレビなどと外から得られる(与えられる)情報ばかりで、自らの意志で本を読むこともない。 本を読まない子に「読み聞かせ」をという運動が全国的に展開されている。ところが「最近の読み聞かせの現場」をみると…

子育て

子育ては子供を健やかに育てるというだけではありません。 子育ての中で、自身が自分の生き甲斐を見つけ、子どもとともに楽しみながら取り組んでいく「自分探しの旅」です。「自分が楽しむのが一番、それを見ている子どもが自分の居場所を見つけてくれればい…

子どもの社会参画を妨げるもの

子どもの社会参画を妨げるものが学校や社会一般に多く存在します。 「子どもはこうあるべきだ」、「子どもだからできなくてもしょうがない」「子どもは大人のいうことをきくべきである」、「子どもだからしかたがない」など、社会は「子どもの一定のありかた…