空の巣症候群
親鳥は雛鳥が成長して、巣から飛び立ってしまったら、親は餌をとってくる必要はもうなくなります。
人間で言えば、子どもが成長して自立したら、お母さんは心にぽっかりと穴があいて、何をしていいかわからなくなってしまう、これを「空の巣」症候群と言うそうです。
子育ての最中は 「空の巣」症候群の予備軍であるといえます。
子どもと離れた時に、親としての魅力を持っていることは、むしろ子どもにとっては、自慢できることになるわけです。
子どもも大事にするが、自分の人生も大事にするという、子どもと少し離れた親のほうが場合によっては魅力的だともいえます。
この症候群に罹患するのは母さんだけではありません。お父さんも・・・・
中学校をでたら子供は巣立ちする時期です。
この症候群にかからないためには
自分の路線とは離れて子どもが成長していくことに気づくこと。
親の希望どおりには子どもは育たないのが普通だと気づくこと。